きょうもどこかでペグダウン

10月20日(土)～21日(日)にかけて
ふもとっぱらで大規模なグルキャンが
ありましたので参加をさせて頂きました。


それでは、とりあえず本編へ・・・

と入る前に今回はそこに辿り着くまでの道のりが
個人的にちょっとありましたので
少しばかり綴らせて頂きます。

不定期連載
連続ブログ小説　
きょうもどこかでペグダウン



第壱話　「ふもとっぱらへの道(序)」



2012年10月某日・・・

◆5:30頃　起床


【今回の装備】

◆6:30頃　自宅を出発
　　　
◆7:00頃　横浜駅を出発



東海道線～身延線を乗り継いで富士宮駅を目指す

電車内は少し混雑しており、折り畳み自転車は邪魔かと気を使うが
釣りに行く大きめの荷物の人も多かったのでそれほど目立たず



◆9:30頃　富士宮駅到着




輪行バッグから自転車を取り出しセッティング 　　　　
駅近くのコンビニで買い物を済ませる
ここで改めてふもとっぱらまでの距離をチェック


【富士宮駅からふもとっぱらまでのルート】



◆10:00頃　富士宮駅出発

一路、毛無山方面を目指して139号を北上

少し走るといきなり登り坂に遭遇、ギアを下げつつも
天気も良くなりすぎて軽く汗をかきつつ軽快に139号を突き進む

途中から自動車専用道路となりルート変更を余儀なくされ
iPhoneでルートを確認しながら414号～71号を北上するルートに変更

徐々に平坦な道が減り、
上り坂が続くようになり開始30分で既に汗だくに・・・　
写真を撮る余裕すらなくなる



◆10:45頃 この辺りで今回あまりにも無謀なチャレンジであったことを後悔し始める・・・



しかも、バスの停留所を通過する度にバスに乗ろうと弱気になるが
すぐさま土日運行の本数がほとんど無いことに気が付く・・・
ちなみに、電動自転車のおばさんに追い抜かれ更にショックを受けたのもこのあたり



◆11:20頃 上井戸のファミマでさすがに水分補給が必要となりたまらず休憩
　
ファミマの駐車場でロードバイクで来られた方(軽装)を羨ましい気持ちでボーっと眺める　　　　

と、ここで気を取り直し、11:00頃に到着予定と事前に連絡しておいたＣさんに
申し訳ない気持ちで大幅に遅れることをメール




◆11:30頃　再び走り始め、富士ミルクランドを超えたあたりで人生初となる
両足の「もも」がつりそうになり足が売り切れに




◆11:40頃「なんかもう、オレそこの空き地でいいわ、
今日のキャンプ地・・・」と本気で考え始める・・・　



【改めてふもとっぱらまでのルート】

ルートを確認し、残り6.8km(約1/3)と分かり奮起するが、登り坂は関係なく続き
あっさりと心が折れそうになる(いや今思い返せばこの時点でもう折れていた)

さすがにザックを背負って走ることが出来なくなりフロントに引っ掛けるという
起死回生のアイディアを終盤で思いつく
(なんとこれが成功←ていうかもっと早く気づくべき)



◆12:00頃　ようやく139号に合流しトラックにあおられながら気力だけで最後の坂を登りきり
標高800mの表示を確認





「そうだっ！Ｃさんが待っている！！」
はやる気持ちを抑えバス乗り場を左折し
以前歩いたことのある(?)見慣れた道をスピードを上げて突き進む



◆12:20頃　ふもとっぱら到着





一部のブロガーの皆さんに暖かく迎えられ無事ゴール！！！！
到着するなり皆さんいろいろとお世話になりまして
有難うございましたm(_ _)m



挨拶もそこそこに辺りを見回し
「ごめんＣさん、大変遅れてしまってホント申し訳な・・・」
しかし、そこにいるはずであったＣさんの姿は無かった・・・



そして、更に追い打ちをかけるように目前には
「本当に仕方なくて、スーツケースで来ちゃいました～
もう絶対にあの黒い人に突っ込まれますよね～」
と嬉しそうに語る
驚愕のキャンパーＭさんが現れたのであった・・・


つづく・・・




【次回予告】
無事、ふもとっぱらまで辿り着いたが
数時間経過しても全く現れないCさんの身に一体何があったのか・・・？
そしてSCスタイルを実践したMさんの仕方がなかった理由とは・・・？？
さらにMさんが恐れる黒いシュールなつぶやきをされるK様とは・・・？？？

次回、第弐話「それぞれの理由(わけ)」
御期待ください！！